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台湾にてルリスズメダイとシマイセエビのサンプリングを実施しました

2010年7月25日~30日 <台湾における魚介類のサンプリング>

●国立海洋生物博物館所属、Dr. Chih-Wei Chang(陳至維博士)の協力を得てルリスズメダイを採集

●行政院農業委員会水産試験所、東港バイテクセンター所属Dr.Jin-Hua Cheng(鄭金華博士)の協力により、台東産シマイセエビのサンプリング


台湾新幹線の桃園駅(台北国際空港の最寄り駅)から乗車した岩本君とファドリーさん

終点の左営駅で撮影した台湾新幹線(日本製のようです)
自由席は2両分だけでしたが空いていて座れました

台湾新幹線のチケット
自動販売機で現金でもクレジットカードでも購入できる

国立海洋生物博物館のDr. Chih-Wei Chang助理研究員が左営駅まで向かいに来てくれました
博物館に行く途中の漁港で美味しい料理と台湾ビールに遭遇してご機嫌です

釜揚げシラス、釜揚げキビナゴが販売されていた
この他にも生冷凍シラスもあったので驚いたー

到着日の夕飯を招待されて行ったレストラン
台湾ビールもあって満腹です

国立海洋生物博物館の別棟にある研究棟の標本展示室
この建物内に広い研究室がいくつも入居している

標本展示室奥にある標本収蔵室
図書館の収蔵棚のようなものに整理されている

国立海洋生物博物館の入口前にあるクジラのモニュメント

博物館の入口を入ってすぐの場所には大勢のお客さん

博物館の売りの1つであるジンベイザメ

南湾のビーチ(背に原子力発電所)からルリスズメダイ採集地点を望む

左の料理はマンボウが材料です
右の刺身はマグロ類、カジキ類、タイセイヨウサケ
いつも満腹で、胃袋が休まりませんー

南湾で採集した貴重なルリスズメダイたち
なかなか、台湾の西海岸にはいないようだ

Dr. Chih-Wei Changは、台東の水産試験所にハタンポ標本を依頼してくれてました(後に共同研究者の立原先生の小枝君が同定してみると奇妙な個体が・・・)

このたびはお世話になりました
右から3番目のDr. Chih-Wei Chang研究室内で記念写真
毎日、曇り時々雨でしたが、実りのある出張でした

Dr.Chih-Wei Changが東港の水産試験所まで送ってくれている途中の林邊駅前の食堂に案内してくれた。ここはボラ、ミルクフィッシュなどのスープがお勧めという

冬季の脂があるボラを冷凍したものが材料だが、絶品の味
またまた胃袋が休まりませんー

行政院農業委員会(日本でいう農林水産省)の水産試験所の東港バイテクセンターには以前から共同研究しているDr. Jin-Hua Cheng研究員と妻のDr. Tzyy-Ing Chang所長がいます。Dr. Chengには台東沿岸のシマイセエビをお願いしていました。蓄養してもらったエビを回収する岩本君

台東沿岸産シマイセエビだが、流通している小ぶりなものをお願いしたが、色彩に若干の違いがありそうだ
この大きさでは日本では流通できないくらい小さい

手前のファドリーさんがDNAサンプルを採取している
奥にはそれを手伝う岩本君

試験所内の標本展示室を何度も見学したが、今回同行した二人のために拝見した

巨大なサケガシラ?のホルマリン標本
以前に宮崎大学の岩槻教授をここへご案内したときには、中央のサケガシラを所長に許可を得て鰭条数をカウントしていました(ビックリー)

東港といえば、マグロ、サクラエビなどで南部最大の漁業発展した町
来月には新しい建物がオープンするが、今回は港の奥に移動していた

夫妻は夕飯をいつも自宅に招待してくれます
いつも多忙なDr. Tzyy-Ing Chan所長は夕飯の支度までこなして歓迎してくれました

水産試験所を去るときの記念写真
左から2番目は共同研究者のDr. Jin-Hua Cheng
今回も大変にお世話になりました!

ここは左営(Zuoying)駅コンコースです
台湾新幹線に乗車して台北国際空港の最寄り駅である桃園駅下車(中華航空のカウンターがあってチェックインして重たい荷物をすべて預けることができます)、そしてバスに乗り換えて台北国際空港へ目指します

左営(Zuoying)駅コンコース内のローカル線側にあった駅弁販売所です(購入して新幹線で食べました)
この向かいにはセブンイレブンがあります
最後まで胃袋が休まりませんねー
台湾の協力して下さる方々、歓迎してくれて有難う!!
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